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Column Last up date:2005.10.07

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EBCへ行こう。Part.2−延泊一日500元?− 2005年7月5日
2日目。朝っぱらから一日中ひたすら走る。シェーカル(エベレストへの入り口町)で一泊するよりも、頑張ってエベレストの見えるベースキャンプすぐ下のロンポク寺まで行って、そこのGHで2泊目をしよう、という予定だ。ロンポク寺まで行けば晴れていれば2日目にしてエベレストが見えるし、曇っていても、ベースキャンプにて晴れ待ちも可能だ。





エベレストベースキャンプまで、車では入れない。環境保護だとかで、途中から政府のバスに乗り換えなくてはならない。なのにその2時間ほど手前に検問所を置き、入山料として車一台に対して405元も取るのはどうも解せない。だったら検問所からバス出せよ。中国人はやたらとカネカネ言いやがる。





さて、やっと政府バスの停車場まで辿り着き、運転手のおっさんにいったん別れを告げる頃になって、ここでひと揉めした。おっさんは俺達がロンポク寺GHで1泊、ベースキャンプで1泊の計2泊だと思っているらしく、何時に戻るんだ、という。俺達は会社と契約時に、「エベレスト見に行くんだから、晴れなかったらもう1泊ベースキャンプ延泊する事も可能。」という契約を結んでいるのだ。当然、2日後か3日後。時間だって分からない。するとおっさんは、「聞いてない。ダメだ、2泊で戻れ。延泊するなら一人100元、計500元追加だ。」と言う。ナメンナおっさん!こっちはお前の社長にちゃんと言ってあるし、「延泊の場合、ランクルを使ったら(100km以内)300元の追加。ランクル使わずに単なるステイなら100元の追加。」でちゃんと手を打って、契約書にもちゃんとサインしてんだ!英語の契約書を見せるがおっさんには分からない。お前のその腰にぶら下げてる携帯でボスに電話して見ろ!と迫るが何故か電話しない。そうか、お前分かっててわざとフッかけてんだろ!と喧嘩していた所に政府バス局の英語を話せる中国人のあんちゃん登場。事情を話し、おっさんに話してもらったが、それでもおっさん、2泊で戻れだの、500元だのとほざく。もう電話してボスから言ってもらうしかない。てな訳で、スティーブとおっさん、あんちゃんは建物内に入り電話を借り、ラサの事務所に電話。ボスに確認を迫った所、こちら側の言い分が通って(当たり前だ。)延泊もOK、その場合の追加料金は100元、となった。





やっと政府バスに乗り込み、1時間ほど揺られて標高5000mのロンポク寺GHへ。かなり曇っていて、かるく雨もパラパラ。やはり噂通り雨季が近づいてる。どこにエベレストがあるのかも分からない。最近ロシア辺りに引っ越したんじゃねーか?とか言いながら、今晩はここで一泊。明日の朝、天気を見て朝イチでベースキャンプへ行こう。





食堂になっている小屋は、真ん中にストーブ(といっても湯を沸かす為の大したことないヤツだが)があるからなかなか暖かい。クリスに新しいトランプゲーム「Rummy(ラミー)」を教わる。当然負けるが、これがなかなか面白い。早く他の誰かに教えたい。こんな山の上に来てもお湯はタダってのが中国の数少ない感心出来る所だ。持ってきたインスタントラーメンを食ってとりあえず落ち着く。客は白人ばっか。中でもスウェーデン娘とアジア系アメリカ娘2人(あの偉そうな喋り方、発音で一撃で分かる。)がかなりうるさい。「香港や上海はクレイジー、ビジネスには良いけど、やっぱり中国には住めないわね。」と大声で喋りまくる。俺はその国の人達よりも、ゲストであるはずの外国人がデカイ面してギャアギャアやってるのは嫌いだ。





寒い部屋にもまだ寝に行きたくねーしなー、と端っこでひとりポカポカしていると、チベタン兄ちゃんが隣に座ってきた。ギャアギャアうるさい白人には少し構えているが、同じ顔した俺には一番声をかけ易いのだろう。どうも俺のぶら下げているカメラで自分達を撮って欲しいらしい。快く撮って見せてあげると大喜び。奥の誰かを呼んだと思ったらあっという間に、女性陣が4,5人現れ、「お前も撮ってもらえよ。」「あらやだ恥ずかしい。」「アタシ目閉じちゃった。」「じゃあ今度は一人で。」「俺が撮ってやる。カメラ貸せ。」と撮影大会に。ひとしきり騒いで、そろそろ寝るからと、カメラをひったくり部屋に行くが、ぞろぞろと追いかけてきて、しまいには部屋の窓の外から、カーテンの隙間を見つけ(いやカーテンが小さ過ぎる。)俺が寝支度して寝袋にくるまってもまだ覗いている始末。電気を消して背中をむけたらやっと帰ってくれた。全く。



けど、皆良いヤツばっか。俺は、英語でなんとか話せるアホな白人娘よりも、ジェスチャーのみのやり取りでしか意思疎通の出来ない、ちょっとうっとおしいくらい人懐っこい彼等の方がよっぽど好きだ。
バックナンバー
EBCへ行こう。Part.1−至福のランチタイム− (2005.7.4)
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〔続〕チベット・ラサへの道 (2005.6.28)
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