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Column Last up date:2005.10.07

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ナムツォ湖へ行こう。 2005年7月2日
片道5時間で行けるラサ周辺の人気スポット、ナムツォ湖に2泊3日で行ってみた。メンバーはフレンチ姉ちゃんに、カナディアンLLブラザーズに加え、アルゼンティーナのダニーの計5人。皆カトマンズから同じツアーでラサ入りした5人だ。道路工事で、朝8時から夜8時まで通行止めになるという噂が流れていた為、なんと早朝4時出発。





湖は勿論行き帰りの道中の景色が素晴らしかった。菜の花咲き揃う黄色い絨毯の中、おばあちゃんが籠背負って歩く姿の美しさは、もう天下一品。遊牧民族のテントもちらほら。移動は全てランクルチャーターなので、好きな所で停めてもらって写真を撮れる。金はかかるが、ありがたい限り。車を停めると、ちっこい犬が走り寄って来て、ヤンヤン吼える。全然怖くないゾ、コラ!それで大事な「バ」(遊牧民のテント)が守れるか!!やいのやいのと子犬と遊んでいるとガキンチョ&おっかさん登場。即行で金をねだる二人。少し寂しくなったが、持っていたレーズンを差し上げたところご機嫌になった。次いで犬や二人の写真を撮ってデジカメを見せてあげたところ大喜び。ガキンチョがあまりにカメラに顔をくっ付け過ぎるので、アオッ鼻が付きやしないか、とヒヤヒヤした。





ナムツォ湖に到着。やっぱ青いね、ナムツォは。丘の上で日本人パックツアーの方々に遭遇。「9日間チベットの旅」。なんとお値段30万を越えるらしい。うーん。ある程度歩き回り、やる事もなくブラブラしてると、宿のテント近くに、「バ」を張って暮らしてるチベタンおやじに声をかけられた。良く分からんが、何やらテントにお入りなさい、との事。中がどんなだか興味あったので、遠慮なくお邪魔してみた。ヤクの皮で作られた「バ」の中はいろりで火を焚いている為意外と暖かい。中心にはデンと大黒柱が立ち、天井中心の穴から熱と煙を逃がすようになっている。入って正面奥にはリンポチェ(輪廻転生を繰り返すとされているチベット仏教の高僧であり、信仰の対象となっている。)と他の神様の写真や絵が祭られた仏壇みたいなのもある。羊の毛皮でこしらえた小さな絨毯みたいなのを出してくれて、そこに座らされる。テント内には父ちゃんとお嬢ちゃんだけだったが、隣のテントから、母ちゃん&赤んぼ、知らないバアちゃんも俺を見物しにやって来た。途端に茶碗いっぱいのバター茶(ヤクのバターを使用。しょっぱくてスープみたい。美味くはナイ。)が出される。とりあえずある程度飲み、「歩き方−チベット」の最後にある会話文集を見て覚えていた、「ヤポ!!(美味い!、GOODの意。)」と言ってみたところ、皆さん大喜び。ナミナミと次の一杯が注がれる!言うんじゃなかった。けど、知ってるのって、タシデレ(こんちわ)とトゥジェチェ(ありがとね)、ヤポ(良い)くらいなんだから、コレを連発するしかない。





ところがここでも金をせがまれる。まー、観光客の少ない今日この頃。客を馬に乗せ湖を歩く商売じゃ、やってらないのは分かるが。だからといって、金をくれとはなかなかストレートじゃないの。物乞いする事に遠慮しないってことは、多くの観光客がなにがしかの金をあげているのだろう。彼らだけのせいではないのだ。またまた少し悲しくなったが、やはりここはレーズンなのかな?と、一旦テントに戻り、持ってきたレーズンを一緒に食おうと(ジェスチャーで)提案してみた。なるほど皆さんなかなかのブドウ好きらしく、良く分からんヤツまで、わざわざテントを訪ねてきて、たいがい食われてしまった。けど、場が和んで居心地良し。ついでに持ってきた「歩き方」を使って、いろんな神様の絵や僧院の写真を見せ、その名前を教えてもらったり、1から10まで一緒に数えたり、と会話にもならない会話で盛り上がった。





次の日の朝、ラサで別れた正ちゃん&明日香を乗せたランクルが参上。またまたの再会。正ちゃんと二人でブラブラし(明日香は下痢でアウト)、また「バ」に少しお邪魔した。俺達が自分達のテントに戻ってしばらくしたら、父ちゃん&嬢ちゃんが訪ねてきた。俺は自分の代わりに、「バ」を見たがっていたルイーザ(フレンチ姉ちゃん)とダニーを送り出したが、すぐに戻ってきた。なんでも金をくれくれ言われて、居心地悪かったらしい。確かに、俺も正ちゃんと行った時は、昨日のメンバーに加え、爺ちゃんがいて、なかなかしつこかった。俺一人の時はすぐに場が和み、大した事なかったのに。多分あの二人は積極的に会話しなかったンだろう。気まずい雰囲気、居心地の悪さは、自分達の中に、「写真撮って、金払わないと怒られるのかな。」なんて気持ちがあるからかもしれない。ジェスチャーでも本でもなんでも使って、積極的に話しかけ、彼らの生活様式に興味がある事を示し、尊敬の念を伝える。仲良くなったら写真だって撮らせて貰えるし、撮ったら見せてあげたり、なんならカメラを渡して、撮り方を教えてあげたりすればいいのだ。





俺はカネカネ言われたって平気だ。なぜなら彼らは物乞いではなく、習慣として言っているだけで、ちゃんと仕事も持っている。楽しければちゃんと友達として受け入れてくれる筈だからだ。金をせびるのを仕事にしているインドの物乞い達とは違うのだ。チベタンを物乞い化させる、その責任の一端がツーリストである自分達側にもある事もしっかりと考えた上で付きあわないといけない。と俺は思う。





帰りも朝早かった。7時出発。カナディアンLLブラザースが工事時間(8−20時)を気にした為だ。行きがけ、ちゃんと迂回路があるのを見たにも関わらず、まさかの通行止め12時間を避ける為なのだそうな。じゃあ、昨日の夕方到着したランクル二人組みは、どうやってここまで来たんだよ。俺がソイツらにわざわざ迂回路の有無を2回も確認した(しかも2回目は、「さっきも聞いたじゃないか。」とイヤミを言われた。)甲斐もナイ。けど、「じゃあ、もし、もし道が閉じてたらどうなる?」なんて言われたら、俺も責任持てない。けどこの二人、「俺達は若いが(21歳と24歳)もう世界の半分を見たぜ。」なんて偉そうに言うわりにはコレだ。そんなにビビるなら、知らない国に行くと「もしかしたら死ぬかもしれない」のだから、カナダの自宅で大人しくカウチポテトしながらTV見てなさい。と言いたくもなる。第一、このツアーを考えて俺を誘った時、4人で、一人あたり250元のはずだったのに、寸前になって、5人になって、しかも300元に値段がアップ。最初からその値段だったなら、俺は単身バス&ヒッチ(片道80元)で行ってるんだよ、ドアホ。しかも帰りに温泉(少し道を外れる。)に寄る話になった時、ツアー会社に、一人あたま20元の追加だとかなんとか言われ、結局全員が賛成しなかった為行けなかったのだ。チベットのランクルツアーはタチが悪い。追加料金請求は当たり前だ。契約段階で、「温泉に寄る。」としていれば、こんなつまらない口論は要らないのだ。全く。どこを旅してきたのかは知らないが、大した事ないワリにはデカイ口をきく。



まー、結果的には、風の丘を颯爽と行く、カッコイイ羊飼いを発見出来たり、丁度良い日差しの時間帯の中、輝く菜の花畑を眺めながら帰って来れたから、まー許してやるとしよう。ツアー自体楽しかったし。

バックナンバー
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チベットへの道 (2005.6.26)
ネパール終了。チベットへ。 (2005.6.20)
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