旅の目的(Purpose of travel) 現在地情報&コラム(Present place & Column) 旅の日記(Diary of travel) ハ真集(Photograph collection)
Home > 旅の日記 > コラム
  ◆ 下のタイトル部分をクリックすると、詳細がご覧になれます。
NO.1 TREEHOUSE BOOKSTORE ( 2004.09.20 )
NO.2 学校へ行こう! ( 2004.09.30 )
NO.3 ラマザン(断食月)に モグモグしながら 考える −トルコでの一日− ( 2005.10.07 )
少し宣伝を。





姫路城を背に本町商店街を駅方向に歩くとすぐ、右手に控えめで黒板チックな看板がある。「TREEHOUSE BOOKSTORE」−古本屋だ。看板のある路地を右に折れて行くと左手に細い階段があり、そこを昇った2Fの小さなスペースが店になるのだが、ココがなかなか面白い。





旅関係の本や、絵本などが多く、店の兄ちゃんのメガネにかなった本がずらりと並ぶ。雰囲気の良い店内にはソファがあり、コーヒー紅茶、お酒もあるのでゆっくり出来る。

店の雰囲気と本の種類から これは、と思い店員の兄ちゃんに話しかけてみると、やはり旅好き人間。俺も旅の準備中だったので大いに話した。姫路なのに、なんか海外の安宿で出会った様な錯覚に陥って、話しててワクワクした。





2回目の訪問は旅立つ直前。行ってきます の報告も兼ねて、旅に持って行く本を買いに行った。旅をしていると、本を読む時間というのが出てくる。そして、誰かと出会った時、読み終わった本を交換する事もよくあるらしい。その本を、選んでもらおうというのだ。





店の兄ちゃんにアドバイスを貰いながら選んだのは、ロバートハリス「エグザイルス−すべての旅は自分へとつながっている−」と藤原新也「全東洋街道−上下巻−」の計3冊。まだ本を読む暇がなく、手をつけてはいないが、期待大である。





ふとレジ横を見ると、前回よりも酒のボトルが増えている。まだまだ新しい古本屋、発展途中だ。その中にマイヤーズのダークラムを発見。センス良いね!やっぱキューバリバー(ラムコーク)はダークがウマイ。



このマイヤーズのダーク、昔安売りしていたので買ってはみたものの、当時の俺には難しかったらしく、棚の上で眠る事に。 月日は流れ、ふと棚で埃をかぶるソレに気付き、ラムコークを作ったところ、今度はおいしく飲めた。ああ、ちょっとはラムを分かるようになったんだなー。と感激した思い出がある。そのマイヤーズが、数少ないラインナップに入っているとは。やってくれるじゃない。思い出話を伝えた後、真っ昼間ではあるがキューバリバーを作ってもらう。飲み始めると、兄ちゃんは どうせなら と、店内に流れていたCDをチェンジ。キューバのブエナビスタ・ソシアルクラブの曲を流してくれるおまけ付き。これが、2回しか行ってないのに、すぐにこの店を気に入ってしまった理由だ。





買った本達が、いつか俺の手を離れた時、この本達はどこを旅するのだろう。日本に戻ってくるもよし 海外の安宿の本棚に眠るもよし。いいね おもろいやん。



まるでツリーハウスの様な2Fにある小さな古本屋。センスの良い本と、リラックス出来るソファ、気のきいた音楽にシブめのお酒。何より店の兄ちゃん(清水 健二さん)が超感じイイ。姫路にいる人は、今すぐ「TREEHOUSE BOOKSTORE」へGOです。
ページTOPへ
Copyright Ashfeel.com 2004-2005. All right reserved