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行く先々で「学校」なるものがあれば、出来るだけ時間を作って見に行ってやろうと考えている。他国の教育方法や、子供達の学校生活には興味がある。



街で出会っても、子供たちはそこまで大した反応をしない。観光客で溢れている街では、俺達のような外国人も風景の一部に過ぎない。しかし、学校の門をくぐると、生徒達の目の色が変わる。「あ、なんだなんだ。ガイジンが入ってきたゾ。」なんて、俺を見る目が好奇心に満ち満ちてきて、話かけてこなくても興味津々である事が分かる。今のところ、バンコク、アユタヤ、チェンマイで小中学校合わせて6つほど入ったが、どこもすんなり入れ、どなたか先生にお願いすれば見学もさせてもらえるし、授業中の教室にも入れてもらえる。授業風景から教科書、生徒の筆箱の中身から、昼なら給食、休み時間の遊びや帰りの下校まで何でも見る。日本だと中に入れてもえないンだろうなー。ここではまだ、学校の安全体制が問われるほど、社会が病んではいないのだ。





タイでは小学校にあがる前の4歳くらいから英語を勉強し始める。歌いながら、遊びながら英単語などに触れる。8歳の教科書を覗いてみた。「Wthat\\\'s that?」「That\\\'s a pen」  驚いた。日本だと「What is that?」「That is a pen.」だ。つまり、より口語表現に近い「使える」英語を教えているのだ。なのに先生には「I went to other school yesterday.」が通じない。これにも驚いた。せっかくの英語が活きてないやん?!





授業を見ていると、席に座っているよりも、グループを作って、お互いに話したりしながら学習する姿が多く目に付いた。日本の一方通行的な授業しか受けていない俺には、随分楽しそうに見えた。人間は五感や感情を伴うほど、強く記憶するんじゃなかろうか。体を動かし、実際に見て、聞くのに加えて、触れて、匂いをかぎ、味わう。友達と協力する事によって、より感受性が高まるし、コミュニケーションの能力も身につく。こういうのを「血の通った教育」って言うのでは?今の日本の小学校はどうなってるのだろう。帰ったら覗くつもりでいます。勿論アポとってから。





中学校では休み時間に一緒にバスケして、汗だくで、生徒と一緒に校内に来てるアイス売りのおっちゃんの所に並ぶ。校門を出た向かいには子供たちが良く利用するオヤツ、ジュースの売店や安食堂がある。そこで近くの小学生達に混じって飯を食う。少しの英語、タイ語の単語で話す。あとはめいっぱいのジェスチャー。言葉なんて通じてなくても、お互いニコニコ。これでしょ、俺が求めていた、「言葉以上のモノ」ってのは。言葉が通じてたって、心が通い合わない関係だって、いくらでもあるんだから。







中学生の時、理科のなべさんが言ってた。

言葉を必要としない世界的コミュニケーションのBig3[S」



それはSports Sound Sex である、と。



全くその通りだと思う。



けど、肝心なのが一つ足りないのでは?このBig3を引き出す為にも一番大事なモノ。



それは、やっぱり 「Smile」なんじゃないか、と思う。



Smile makes you smile.





だから俺は勝手に、Big3SからBig4Sに変更したいと思うンだけど、どう思う?







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