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Column Last up date:2005.10.07

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チャイハネで ポコポコしながら 思ふこと 2005年9月24日
パキスタン以降「危ない所行くなよ。」てな具合のメールを良く頂く。実際にいろいろ起きているし、心配も無理はない。俺自身勿論そんなリスキーな場所に行くつもりはないが。





ビザの関係や国境越えの際に、やはりペシャワールやクエッタ等アフガン国境近くの町に滞在する機会はあった。一応治安を気にかけて少し慎重に動いたりもした。けど街中はアフガン色が窺えるとはいえ、やはりこれまでの町と変わらずイイ奴ばっかだし、夜中に人気のない所をうろつかない限り問題はないものと思われた。イランに限っては大きな街はかなりの発展ぶりで、長距離バスの移動なんて日本ばりにバスも綺麗で道も良くラクラク。なんならクーラーきき過ぎで寒いくらいだ。





イランでは英語がなかなか通じず、ほぼ全てペルシャ語表記。バスチケット買っても行き先から値段、座席番号までヘンテコ文字(さすがに数字は読めるようになったが。)。しかし心配する事はない。イラン人は相当に親切。こちらから尋ねれば勿論、向こうからも声をかけてくれ、身振り手振りで助けてくれる。手を引っ張って連れてってくれたり、ローカルバスやタクシーの運ちゃんにペルシャ語で行き先と降り場を伝えてくれるところまでやってくれる人もいる。英語を話せる人達と少し話してみてもとってもジェントル。イスラムではアッラーの教えは絶対だが、選民思想(自分達のみが救われる。我々は神に選ばれし者なのだ的思想)は無く、客人は大切に、他人のモノを盗るな。人種限らず皆兄弟。という考え方が身に染み付いている。





男女の必要以上かと思われる隔離の仕方や、服装、食べ物の制限や礼拝の時間等、差別的で厳しい戒律ばかりが目につきがちなこの宗教には、分け隔てなく他の人を愛せよ、という素晴らしい教えが数多く存在するのも事実。俺はイスラム諸国に対して、これまであまりにも無知識であった事を恥じる事も多い。と同時に俺を心配してくれている友人達を逆に心配してしまう。アメリカやイギリスからの偏った報道の限られた情報のみで、治安・思想的にも危険国だと決め込んでしまっている友人も多いのではないか?と。





勿論危険な輩も、ムカつく奴もいる。治安も日本ほどは安定していない。けれど、それはやはり一部の少数派であって、ほとんどの人達はどこの国でもいる、きわめて優しい、ごくごく普通の人達なのだ。俺らと何ら変わらず、人生を楽しみ、誰かに助けられ生かされる事に感謝する。そういった人達が大多数なのだ、と感じる。ムスリム諸国にも、人々の素晴らしい人生が、やはりそこにはある。





日本の友達へ。俺らが日本で育つ中で身に付けたつもりの価値観や考え方がいかにコントロールされ偏ったモノであるかに気付いて欲しい。しかし、その基本的な大部分は世界中どこへ行こうとも揺るがない、人間のベースとして共有・共感出来る素晴らしいモノであるという事にも。チャンスがあるなら是非ムスリム国にも足を運んでみて欲しい。そのチャンスを持てた。俺はラッキーだ。





チャイハネでお茶しながら水タバコをポコポコしつつ、イランから日本を思う。



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