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Column Last up date:2005.10.07

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シルクロードの西の果て 2005年7月28日
マルコポーロも訪れたという中国シルクロードの最西端、カシュガルに来た。



マルコポーロが持って帰ったうどんがイタリアでパスタになったとか。街中の回教(イスラム教)料理屋にはそのうどんみたいな太い麺の上に、炒めた野菜とマトンを乗せて食べるラグメンというのがどこにでもある。加えてシシカバブ(羊のBBQ)やポロ(羊肉の乗ったピラフっぽいヤツ。)なんせ肉ばっか。美味いけど、さすがに重たい。昨日は晩飯が5人いたので、中華を食った。脂っこいが、羊ばかりよりは断然体に良い。パキスタン前にバラエティーのある食事を食っておこうと思う。





ゴルムドで予定通り再会したダニーと、ここでも一緒にいる。とはいえ、街から街への移動日は微妙にずれており、敦煌やトルファン、カシュガルでもどちらかが先に着いて、お互いに候補宿の中から探し出しての再会となった。





ダニーとカシュガルの日曜バザールで会おう、と一足先にトルファンを出たが、ホータンの日曜バザールの方が面白いと聞いて、滞在を延長。ホータンでバザールを見学した。なかなかの盛況ぶりで、市場やその周辺の道端に露店が溢れていた。特にロバ売り場では、ロバの歯ぐきをチェックしたり、小さな広場で荷台を引かせて、走りの具合をチェックしたりするのを見れて面白かった。





ウイグル自治区はイスラム教で街にはウイグル帽をかぶったムスリムばかり。顔も中央アジア系が圧倒的に多い。一応中国内ではあるが、ムスリム圏に足を踏み入れた実感も結構ある。皆が皆親切で、旧市街を歩けば子供たちが「ハローハロー!」と手を振る。写真好きらしく、カメラを向けても誰もイヤな顔しないし、撮った写真を見せてあげると関係ないやつまで覗きに来て、顔をほころばせる。俺も撮ってくれ、というヤツも沢山いる。嬉しそうに、背広の埃をはたいてから「気を付け」するおじさんなんか、かなり可愛い。こんなに具合の良い、優しい民族がいたとは。一緒にビール飲んだパキスタン商人もかなり良いヤツで、英国人なんかより、よっぽどジェントルであったように思える。ところで、次の「ラマダン(断食月間)」が10月5日?あたりから始まるらしい。この先ヨーロッパまでは全てイスラム圏なので、どこかで当たりそうだ。面白いやないか。迎え討とうと思う。





ところでダニーは地図を読み違えたらしく、カシュガルで日曜バザールを見逃していた。運良く?フライトの日付変更が上手くいかなかったので、もう1週間ほど旅程に余裕が出来た。次の日曜まで待って、バザールを見るというので、俺も観光は終わってしまったが、この街にもう少し滞在する事に決めた。バザールを見て、月曜に一緒にカラクリ湖に行く。俺はそのまま南下してパキスタンへ。彼は成都を少し観光してからクアラルンプール経由でブエノスアイレスに帰る。

バックナンバー
ビザ延長。敦煌へ。 (2005.7.15)
EBCへ行こう。Part.4−これぞGOOD MORNING− (2005.7.9)
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〔続〕チベット・ラサへの道 (2005.6.28)
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