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Home > 旅の日記(Diary
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Column Last up date:2005.10.07 |
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南は人が穏やかだ。客引きもしつこくないし、物乞いも、まー暖かいし、死なねーだろ 的なノリなのだ。チャイよりもコーヒーが増えてきたのも良い感じ。コヴァーラムビーチはリゾート地なので、客引きがたまに煩わしい事もあるが、いつも通り具合の良い宿と、メシ屋を見つけたのでのんびり出来ている。久々のビーチは気持ちが良い。
朝起きたらシャワーを浴び、少し休んでから歩いて1分のビーチへ。波とジャブジャブやって、疲れて浜辺でノビて、昼飯前にシャワーを浴びに部屋へ戻る。いつもの食堂でおっさんと二言三言交わしながら、カレーを食い、コーヒーを飲む。水や砂糖、バナナチップス等の必要な食料を買って、ベランダでジャズを聴きながら「ガウディの生涯」を読む。眠くなれば昼寝する。これが気持ち良い。起きるころには涼しくなってきているので、散歩したり、ネットカフェでうだうだやっていると、夕暮れが近くなる。アラビア海に沈む夕日を見るため浜辺へ出る。その後また同じ店でおっさんが俺の為に市場から買ってきてくれた魚(イワシっぽかった。)でフィッシュカレーを作ってもらう。コレがかなりのヒットなので、汗を拭きながら一気に食う。その後はダラダラとコーヒーを2杯飲み、部屋に戻って、シャワーを浴びたらまたベランダでのんびり。少し落ち着いたら音楽を止めて、後は波の音を聞きつつ寝る準備をして、そのうちに寝てしまう。
こんな素晴らしいローテーションにおいて、一番のキーになっているのは、やはり一日中耳にする波の音だ
波は呼吸するように、寄せて返して満ちて引いてを繰り返す。波が砕け、泡がはじけて、砂や貝殻を道連れにシャラシャラと音を立てて海へ帰る。このリズムが知らず知らずのうちにそこに住む人間の潜在的なところに影響して、このビーチ街独特の心地良い時間の流れが出来上がるンだと俺は思う。人間は社会環境によって、人格を大きく左右されるが、その社会環境を左右するのは、最終的にはこういった自然環境の中にやっぱあるンだろー。
波の音のある、心地良いリズムのある生活。
南インドにはゆるい時間が流れている。 |
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