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Home > 旅の日記(Diary
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Column Last up date:2005.10.07 |
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結局ピピ島で4泊した。思ったよりも、宿と飯、ツアー等、滞在費が安く済んだので、ぎりぎりまで延長してみた。
ビーチで本読んだりしながらマッタリしながら、次に訪れるインドの人ごみと喧騒を思う。でもって遠浅の綺麗な海で、ビーチマットで飽きるまでプカプカやる。これですよ。贅沢な時間っつーのは。金じゃない。高い部屋泊まったって、結局昼間は皆ビーチにいるんだから。一番肝心なのはビーチ選びであり、それさえ押さえてればどこに泊まろうと、何を食おうと大差ない。だったら2日間でめいっぱい金使ってリゾートするより、4日間ビーチ出た方がゼイタクってもんだ。
シュノーケリングのツアーで周辺の小さな島やビーチへ。特に無人島のピピ・レは(滞在するのはピピ・ドン)映画、「ザ・ビーチ」のロケ地であったらしく、海も一段と透明度が高い。ただビーチは、他のツアー客がたくさんで残念だった。ニモもいたし、ウミヘビも出てきてナイスだった。
街をブラブラしてると、後ろから「ピーピー!」という掛け声、何かと振り返ると、島のあんちゃんがリヤカーを引きながらニヤリ。皆道を開けている。車の走っていないこの小さなピピ島では、口で「ピピピ、ピーピー」と言うのがクラクション代わり。なんとも愛嬌があって良いでないの。飯屋の前ではバケツに尻尾を切り落としたエイが入っており、おばちゃんが今晩のおかずにと、買い求める。見ていると、おばちゃんは「アロイ(おいしいわよ。)」と微笑み、ビニール袋を下げて帰っていった。どうやって食うのかな。やっぱフライか?
島唯一のビリヤード場は、ビッグサイズの台、穴とボールの小さな台に加え、斜めに傾いた台まである。看板犬が気ままに歩き回り、店の端で寝そべる。流れるラテンのリズムにあわせ「オォーウ、ウォーゥ」と歌い出す。思い出の曲なのだろうか?けど寝そべったまま。横着な奴だ。
夜に、ジュエリーショップでイカしたリング発見。
ホイアンで失くして以来、ちょこちょこ見てはいたが、気に入るモノが無かった。ずっと探していた親指にはめられる、大きめで、ゴツ過ぎず、中央に石が埋め込まれているタイプ。デザインも良い。が、やはり良い値段。しかし、これは買うしかない。ピピも気に入ったし、良い思い出も兼ねて。第一、次の機会を待ってたらいつになるか分からない。と久々に使う大金に理由を付けながら購入。相当気に入っている。今度こそ失くさないように気をつけないと。
深夜2時。遅くまでビーチで語り、やっと腰を上げて歩いているとさっきまでガラガラだった、ディスコ?に人が山盛りになっている。踊りたい派なリョウセイくんが飛び込む。俺も見ていたが、ICE CUBEやRUN DMCなど、ボードする時に聞いてる好きな曲がいっぱいかかる。聞いてるうちにボードやってる時みたいにテンションが上がってきて、俺も参加。最後は「NO WOMAN NO CRY」のワイクリフバージョンで締めくくる辺り、さすが島だな、といった感じで楽しかった。
帰りの船、リョウセイ君は迷っていた。26日にパンガン島でフルムーンパーティーがあり、それに参加したくなったらしい。彼は時間と金を計算し、船を下りてバスに乗る直前、行き先をバンコクから、パンガンへ変更した。ここで変更がきくあたり、さすがタイというか、南というか。とにかくここでお別れとなった。楽しんでくれい。
モノは揃ってる、けど、ビーチは綺麗で人も良い。何よりあの空気。あの少しスローな空気が、誰もを寛大にさせ、笑顔にさせる。また来たい。けど、まだまだある他の島も見てみたい。名残惜しくも満足して島を去れる、良いシュートトリップバカンスになった。 |
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