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Column Last up date:2005.10.07

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ムアンシン 2004年10月9日
ルアンナムターは何もなくて、宿も飯もネットも高い。唯一する事といえばトレッキングくらいだが、中国の虎跳峡でトレッキングする予定の俺は、さっさとムアンシンへ。ここは物価も安く、少数民族の集まるマーケットが見られる。近くの村へもチャリンコで行けるのだ。結局、マーケットはそこそこだったが、少数民族の村までチャリンコで一時間上ったわりには人もまばら、皆普通の格好しててがっかりだった。それでもヤン族の村には学校があり、休みの土曜日にも関わらず、大勢の生徒と教師が歌って、踊って。ちょっとお邪魔させてもらって楽しめた。帰りは下り30分。気持良かった。





町中にある中学校?も訪問。アクティビティーの日らしく、午前で授業は終了していたが、先生方は職員室で酒盛り。いいのか、学校で飲んで?俺が訪ねると、やはりビアラオがふるまわれた。一緒に2,3杯飲みながら英語の教師と会話。生徒数は1000人を超え、一クラスは70人前後だそう。教師はサラリーが極端に低く、なり手も少ないので、田舎ではとくにその数が不足しているのだそうな。その彼の英語もひどいもので、4人の英語教師のうち、大学まで行って、教師の資格を取ったのは一人だけで、あと3人は、ルアンパバーンの教師育成センターで資格を取ったらしい。校庭に食堂みたいな建物がある。何かと尋ねたら、他の町から転任してきた先生夫婦の家だと言う。校庭に住んでるとは!セキュリティー的には良いかもしれないが。教師のサラリーだと、住む場所も選べないほど生活が苦しいのか、と心配になった。





ムアンシンで俺は宿の斜め前のレストランに通った。値段はそこそこするが、量が多く、味も良かった。紅茶が安いのも居心地の良いポイントの一つだった。俺は店の犬と仲良くなり、昼食や晩飯をシェアした。一泊二日でムアンシンを出たが、彼はきっとすぐに次のシェアメイトを探すだろう。人とも犬とも、ハローグッバイだ。もし誰か、ムアンシンに行って、ムアンシンGHに泊り、右斜め前のレストランで、モップみたいな大人しい犬を見つけたら、そいつはきっと彼だ。その時はほんの少しだけ、のんびりした食事を、時間をシェアしてやって下さい。
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